オギー
2023年4月16日
生きづらい人による生きづらい人のためのトークイベント
今回は来ていただいたゲストは慶應義塾大学生でありNPO当事者団体「DiODEN」代表Yuki(@Senhana2)さんでした!
今回のキーワードは「自分に合った環境」でした。
学校では一人でいるのが好きだったり、話題が合わなかったり、雑談をする意味がわからなかったり、クラスの有力者に対して否定的な意見を述べたりするなどして、人間関係がうまくいかずいじめに遭ったそうですが、辛い時に親戚のお家に居候して塾との距離を短くしたりピアプレッシャーを利用して遅刻をなくしたりして大学受験勉強や学生生活を乗り切ったそうです。
成功体験は高校でのSNSアプリケーション開発だそうです。Yukiさんの高校はICT教育を重視していたのでプログラミング学習を後押ししてれたそうです。開発したアプリはダウンロードランキングトップ30位に入ったそうです。一緒にアプリ開発をする中で友達もできていった。過集中も発揮することができ夏休みはずっと取り組んでいたそうです。
仕事の適性、環境との相互作用がマッチしたことによる成功体験の獲得。
理想的な成功体験を積まれていて素敵だなと思いました。
この成功体験が自信に繋がりさらに新たな成長のきっかけとなる行動や粘り強さを生み出していけると思っています。
現実ではどの環境も合わず拒絶や排除などの失敗体験が重なり、学習性無力感に陥って「自分は何をやってもダメだ」と行動する意欲を失う人が多いです。
こういう意欲を失ってしまった人たちが成功体験を積める環境を作ることが大事だと思っています。
Yukiさんのようにプログラミングだったり、他にはデザインだったり介護や農業などいろいろあります。
頑張れば自分の思い通りにできるからそれが面白くなり、さらにやりたくなる良いサイクルを生める。
逆にいくら頑張っても自分の思い通りにできないものは嫌いになりやりたくなくなる悪循環を生む。
いろんなものを自分で試して「自分の得意分野」を見つける。
様々な人と関わり、色んな挑戦をすることで自己理解が進んでいきます。
逆に孤独になると自分を客観視できなくなりどんどんズレていきます。
一人の時間を作ることも大事ですが、良い人との関わりを持つことが人生を変えるきっかけになると考えています。
Yukiさんは生きづらさを解消していくための組織「DiODEN」を運営しています。 良い人との関わりを作る為にもぜひつながってみてはいかがでしょうか。 活動を知りたい方は是非以下にアクセスしてみてください!
https://twitter.com/DiODEN_official